久保健史「おれ、バルサに入る!夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方」
- 作者:久保 建史
- 発売日: 2012/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
目次
【読むに至った経緯】
私は大のサッカーファンです
学生の頃少しだけサッカー選手としてプレイしていました(今は観る専門です笑)
代表戦をよく観戦するのですが最近の日本は昔と比べると技術がかなり上がってきたなぁと感じます
欧州でプレイする日本人選手が増えてきたことが要因としてあると思うのですが、その中でも一際輝きを放っているのが久保健英選手です
久保選手は足元の技術が卓越しており、日本人とは思えないバルサ仕込の戦術眼を兼ね揃えていることから非常にクレバーなプレイをします
「何あのドリブル!?」
「そこであのパス出す!?」
など観ていてとてもワクワクする選手だなぁと試合を見ながら思いました
ある日サッカー好きな方のブログを見ていたとき久保選手のお父さんが本を出しているとの情報を手に入れました
「サッカーキッズの育て方!?」
「あの久保健英選手をどう育てのかかなり気になるなぁ」
と思い速攻で本を入手して読んでみました
前置きが長くなりました…
それでは本の概要説明に入っていきます!
【本の概要説明】
サッカー好きな方であればご存知の方は多いと思いますが久保選手は9歳からバルセロナの下部組織に入団していました
バルセロナの下部組織は原則地元出身、例外を認めても13歳以上にならないと入団できません
この時点でかなりおかしい話です
つまり久保選手は例外中の例外でバルサの下部組織に入団したわけです
これは本当にありえません
前代未聞です
それほどバルサ首脳陣が将来の有望株として久保選手を獲得したわけです
そんな日本の至宝をどのように育てたのかがこの本には書かれています
基本的には久保パパと健英選手がマンツーマンで練習していた内容が惜しみなく説明されています
久保選手は何と2歳からサッカーをしていたそうです!めちゃめちゃ早い!!
それを毎朝1時間休みなく続けていたそうです
そしてサッカー以外でも色んな場所で遊ばせて様々な良い刺激を子どもに与えていたみたいです
久保パパの考えでは子どもの成長の過程は4段階あり、
①プレ・ゴールデンエイジ(5〜8歳)
②ゴールデンエイジ(9〜12歳)
③ポスト・ゴールデンエイジ(中学生)
④インディペンデントエイジ(高校生)
に分かれているとのことで、②ゴールデンエイジの時期が新しい動きを即座に習得できる臨界期みたいです
なので年齢の段階に合わせて練習するのが大事であるとのことです
また5歳未満の育て方について、外は裸足で歩かせる、ベビーカーは使わない、リビングにソファを置かないなど、かなり個性的な内容が書かれています
【感想】
この本を読みなぜ久保選手が日本の至宝となったのか見えてきました
それは父親の健史氏の影響が非常に大きいということです
文章を読むだけで2歳のときから父親と二人三脚でサッカーをガチで取り組んできた後景を想像することができました
仕事で多忙の中、早朝の時間を割いて子どもに対してこれほど真剣にサッカーに付き合う父親は日本中探してもいないと思います
私も1歳半になった長男がいますが自身が低血圧のため早起きができず逆に長男に起こされることがしばしばです(笑)
本の内容としてはサッカーの練習方法、戦術、考え方がメインとなっていますが、その他にも子どもを持つ親として参考になる子育て方法が書かれていますので、サッカー選手を目指す家庭ではなくてもとても勉強になる内容となっています
【最後に】
「久保選手がなぜバルサの下部組織に入れたのか」「久保選手の上手さの秘訣は何なのか」
「スポーツがうまくなるにはどう子育てすればいいのかな」
そう思っている方はぜひ読んでみて下さい!
参考になること間違いないですよ!
最後まで見ていただきありがとうごさいます!
この本のリンク貼っておきます↓↓
- 作者:久保 建史
- 発売日: 2012/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)