三十路の社会人が読んだ本を紹介します

読書が好きな三十路です!読んだ本の紹介、レビューを中心に書いていきたいと思います!

カーマイン・ガロ、井口耕二、外村仁「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」レビュー

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

第7回目はのカーマイン・ガロ、井口耕二、外村仁氏の著書「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」の紹介、レビューをしていきます!


目次


【読むに至った経緯】

前回ご紹介した大賀康史、苅田明史氏の著書「7人のトップ起業家と28のビジネス名著に学ぶ起業の教科書」の中に挙げられていた著書オススメの本であり、その中でも特に気になったため読んでみました


スティーブ・ジョブズというと現在のアップルの創始者であり、IPodiPhoneという現在では当たり前に人々が所持しているデバイスを開発した偉人です


そんな偉人のプレゼンはとても面白そうであり、勉強になるのでは?と思い読みました


それでは本の概要説明に入っていきます!



【本の概要説明】

 
本の構成はシンプルであり、

第1章→ストーリーを作る
第2章→体験を提供する
第3章→仕上げと練習

に分かれています

そしてさらに18のシーンに分けてジョブズのプレゼンのテクニックが詳細に説明されています


序盤ではより良いプレゼンを作るためには準備がとても重要であると書かれています


あのジョブズでも1時間のプレゼンに90時間の準備をしていたみたいです!


これはびっくりですよね…


そしてジョブズのプレゼンにはスライドに文字がほとんど出てこないのです


その理由を聞きなるほどなぁ…!と思いました


その他にもヘッドラインの作り方、ロードマップの描き方、敵役・正義の味方の登場など様々なテクニックが紹介されています


 

【感想】

 
この本を読み自身のプレゼンの基本概念が良い意味で崩壊しました!


今まではプレゼンはスライドの内容が重要であり、スライドの完成度を上げるために時間を費やすべきかなと思っていましたが、それは完全なる間違いであると判断せずにはいられなくなりました


聞き手に伝えるのはスライドの内容を見せるのではなく、ストーリーを作って提供することだったのです


これは実際にプレゼンを何度か受けたことがある人なら何となく分かるのではないでしょうか?


例えば公的機関などのお堅いがところが行うプレゼンであれば文字ばかりのスライドを見せられ、プレゼンが終わったあと内容をほとんど覚えていないことがありませんか?


私は全く覚えていないことが多いです(笑)


逆にTEDプレゼンに出てくる著名人がするプレゼンはスライドがほぼなく自由にトークをしていますが不思議と内容が頭に残ります


それはプレゼンターが観客と体験を共有しており、観客もイメージがしやすくなるからです


その方が観客としては断然面白いですよね


つまり非常に内容の濃いスライドを完成させたとしても文字ばかりを提供してしまえばそれは単なる自己満に終わってしまうということです


私も仕事柄人前でプレゼンをする機会がありますが今までだとスライドの文字ばかりを読むことに集中していました


それはそれはつまらないプレゼンでした…


しかし、この本を読んでからはスライドの文字をそのまま読まずに自身の言葉に分かりやすく置き換えて聞いている人がイメージしやすいように伝えるよう心掛けています


観客がどう思っているかは分かりませんが、少なくとも自分自身は以前よりも楽しくプレゼンをすることができるようになりました!


本を読んで固定概念がなくなったおかげですね


あとはプレゼンには準備に時間をかけ過ぎることはないということを学びました


ジョブズのプレゼンは確かに天才的ですが、その天才的なプレゼンを継続するために類まれな努力が欠かせないことが本には書かれています



【最後に】

初心者から上級者までためになる内容が書かれていますので、仕事柄プレゼンをする機会がある人、プレゼンの仕方がよく分からない人、プレゼンに興味がある人はぜひ読んでみて下さい!


そして読み終わったあとはぜひ1つでも多くのことを実践してみて下さい


最後まで見ていただきありがとうごさいます!


この本のリンク貼っておきます↓↓

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン